その手の平は尻もつかめるさ

ギジュツ的な事をメーンで書く予定です

Ukigumoの新機能一覧

https://metacpan.org/pod/Ukigumo::Server
https://metacpan.org/pod/Ukigumo::Client
https://metacpan.org/pod/Ukigumo::Agent

ゆるふわCIエコシステムのUkigumoですが,最近ひと通りアップグレードしたのでそれに伴って搭載された新機能について紹介します.

注意

Ukigumo::Server 2.0.0以降はDBのスキーマが変更されているので,テーブルのALTERが必要です.

ALTER TABLE report ADD compare_url VARCHAR(255) DEFAULT NULL;

などとしてやる必要があります.

Ukigumo::AgentがGitHubのWebhooksに対応した

/api/github_hookGitHubのWebhookを飛ばしてやるとjobが登録されるようになりました.
つまり,GitHubのWebhooksの設定でhttp://your-ukigumo-agent-server.com/みたいな感じで宛先を追加してやるとWebhooksが飛んだタイミングでjobが登録されるようになります.便利!

GitHubのStatuses APIに対応した

こういうことが出来るようになりました.
f:id:moznion:20140318122010p:plain

ありていに言えばTravisのような事ができます.

.ukigumo.yml

notifications:
  guthub_statuses:
    - api_endpoint: https://api.github.com
      access_token: YOUR_ACCESS_TOKEN

などと書いてやると実現できるでしょう.
なおこのAccessTokenにはrepo:statusを操作する権限を与えられている必要があります.

Compare URLに対応した

commitの差分URLが出るようになりました.*1
こういったURLがテスト結果のページに出ます: https://github.com/ukigumo/Ukigumo-Agent/compare/caa6fb3bed2ce584ec05c98a15a8f0ec85f2af18...5a378c84459f2b8a94e05635e4a125f5f34d9658

保存するテスト結果の最大数を設定出来るようになった

今までは無制限にテスト結果を保存していましたが,この変更で最大保存件数を設定出来るようになりました.

設定ファイルに以下のように書くと,最大件数を設定することが出来ます.

{
    max_num_of_reports_by_branch => 10,
    max_num_of_reports => 200,
};

max_num_of_reports_by_branchはブランチごとに保存する最大の件数で,max_num_of_reportsは全体の最大保存件数です.

最大保存件数を超えた場合,古いものから削除されていきます.

テスト結果の内容を圧縮できるようになった

テスト結果を圧縮して保存できるようになりました.

設定ファイルに

{
    enable_compression => 1
}

などと記述して,enable_compressionを有効にしてやると,テスト結果を圧縮するようになります.


……という感じでGitHubとの連携に寄せた変更が多く入りました.
ご利用ください.

*1:GitHubしか対応していない気がする