ライブラリとか言語のバージョンを上げるの、自分の中では一般常識というか「なんでやらないの」くらいのもんだったんで、逆に「なんで上げるんですか」と尋ねられた時にパッと答えられなかった (脆弱性対策とかそういうのはすぐ言えるんだけど、なんというか「仕草」の話題だと思っており……
— moznion (@moznion) 2026年2月20日
ここ10年以上「バージョンを上げる」ということは習慣的にずっとやり続けていることであったので、いざ突然「なぜ?」と問われるとその場でパッと答えられないことに気付きました。瞬発力の無さが情けない……もちろんその効能についてはしっかり理解している (はずな) のですが、ちゃんと整理しておいたほうが良さそうということで言語化しておこうと思います。
個人の根源的な思いとしては、かつて上記の記事に書いた
最新バージョンの言語やライブラリ、追いたいですよね。バグが直っていたり、新しい機能が使えたり、パフォーマンスが改善されていたりと良いことづくめなことに加え、新しいバージョンを使っているとなんだか不思議と気分が良いものです。
というところに帰着するとは思いつつ、某所で
id:masawada が整理してくれた
- バージョンを上げ続けないと、どこかで上げるのに失敗した時に原因の切り分けが難しくなる
- 世の中一般のバージョンと乖離すると、世の中の知見をそのまま取り込めなくなる
- 素朴にバージョン上がってるほうが便利になっているはず
という内容が正鵠を射ているように感じています。
また
id:stefafafan が指摘してくれた「(バージョンアップによる) エンバグ避けたいなら機能追加や改修もやめてメンテナンスモードにするしかない」という言葉も良いなと思っており、つまり成長させ続けなければならないサービスにおいては諸々のバージョンアップは避けられない (すべきである)、というところに落ち着くのであろうと思っています。
あるいは
id:tomo_ari が言っていた
osyoyu [22:59]
Rubyのバージョンを上げたいのは、自分にとってはRubyが圧倒的に "自分のもの" だからだと思う、自分や知人が作った最新の機能が入ってるバージョンは当然使いたいよねみたいな
osyoyu [23:00]
MySQLやAuroraやLinuxについても、それなりに知っていることである程度近しい感情はあって、上げない理由がないようなところがある
osyoyu [23:01]
なので、対象をよく知ると良い説がある
というのも良いですね。これは「知らないものに対して抱く恐怖」にまつわる話題と同等であるという認識をしており、よく知らないもののアップグレードは怖いのでやりたくなくなってしまうため、その悪循環を断ち切る為には対象に詳しくなるのが良い、というのはその通りであると思います。
その他いただいていたおたよりについてはこちら:
バージョン普段から上げておかないと、「まずgradle pluginのバージョンを1上げてからgradleのバージョンをあげてjavaのバージョンをあげてからgradleのバージョンをあげて。。」とかやらないと脆弱性対策パッチが当たらなくなったりするという都市伝説 https://t.co/4EVTL5iMjN
— 徳永広夢 (@tokuhirom) 2026年2月20日
塩漬けするやつは気にしないけど後からなんとかするやつが苦労する、というのを実感させるには5年ぐらい必要、という構造の問題なので(飲み会で話そう
— fujiwara (@fujiwara) 2026年2月20日
バージョン管理とは沼であり、一度沼にハマったら抜け出せず、世のベストプラクティスと乖離していき、生産性は落ち、離職率は上がり、ダサい会社と見なされ、現場は荒れ、人事は風評に悩み、社長はそれを知らない https://t.co/B0Ri1Knlj9
— mizchi (@mizchi) 2026年2月21日
ライブラリのアップデートを塩漬けにするといざ必要になった時にアップデートが死ぬほど面倒になっているという経験則からのやつなので経験しないとわからないものではあると思う。
— だし巻き卵 (@mashiro) 2026年2月21日
逆に捨てていいものならあげる必要もない。 https://t.co/ZDhzGmbW5f
放って置くと、これを上げるには先にあっちを上げて、バージョン揃えて…って作業が発生して、しまいには半端に古いバージョンで一旦足並みを揃えて、アプリ側コードも修正して、みたいになってくるので
— Sho Hashimoto (@shokai) 2026年2月21日
色々あるとは思いますが、頑張っていきたいですね。
[追記]
諸々まとめて
— P山 (@pyama86) 2026年2月21日
「最新が最高」
って大声で言うことで乗り切っている。 https://t.co/MAbUHQLFGP
実際には僕もそのようにやってはいて、それが冒頭のPostの文中で「仕草」と表現したものになるのですが、そのような荒技が可能なのは大半のメンバーの認識・意識が合っている場合に限る気はしており、そこをこう、上手くやりたいですよね。頑張りたいですね。

