その手の平は尻もつかめるさ

ギジュツ的な事をメーンで書く予定です

LinuxでもMagic Trackpad 2使いたいじゃないですか……って時

なぜかLinux Desktopで生活したくなったのでLinux Desktopで生活しているんですが (Ubuntu 18.04.1),やはり入力インターフェースは良い方が良いわけですよ.良いですか.というわけでMagic Trackpad 2を使いたいですよね.
しかし素の状態ではマシンとBluetoothで繋げないし,USBで繋いだとしてもGenericなマウスとして認識されてしまうのでめちゃめちゃ使い勝手が悪い *1.なんとかなってほしい……

というわけでこれです.

github.com

これはもともとMagic Mouse向けのドライバにMagic Trackpad 2のサポートを足したものらしく,このドライバをインストールするとちゃんとしたTouchpad HIDとして認識してくれるようになる上にBluetoothでの接続も可能となります.
インストールするにあたってはKernel 4.18以降という割と新しめのKernelが求められるので適宜バージョンアップする必要があるでしょう (Ubuntu 18.04.1はデフォルトのKernelが4.15.0だったのでエイヤとKernelをupgradeする必要があった).
ドライバのインストールに関してはREADME.mdにある通りDKMSを使う方法が一番手っ取り早いのでそれでやると良いです.


とまあそんな具合にMagic Trackpad 2がLinux Desktopで使えるようになってめでたいわけですが,しかしmacOSと完全に同じ使い味というわけにはゆかず (やはり選択する際の細かい動きやスクロール感が違う),やはり入力デバイスの良し悪しはOS側の制御と密接に関わっているのだなあと実感しました.とはいえ他の下手な入力デバイスで操作するよりは良いと思います!

*1:具体的に言うとtap to clickが効かなかったり,2本指スクロールが効かなかったりする.後者は致命的